従来の内断熱工法のデメリット - 2013.03.20 Wed
従来、住宅における断熱工法の主流は、グラスウールを柱の間に入れる充填断熱(内断熱)工法でした。一般的なグラスウールは綿状です。この綿の中の空気が断熱を担っています。
さて、空気は必ず湿気を含んでいます。そしてそれは温度差によって結露します。暖房器具の発達によって建物の内外で寒暖差が大きくなり、結露が生じる様子は冬場の窓を見ると一目瞭然です。
グラスウールの中の空気も結露し、水分を含んで重たくなります。そして下のほうに垂れ下がり、壁の上部では断熱材の入っていない部分が出来て、ますます結露しやすくなるという悪循環を生みます。
築年数の古い家に行くと独特の匂いがすることがありますが、そのほとんどが壁内の結露が原因の壁の匂いです。

床下に入れたグラスウールが下がっている様子
わずか数年でこのような状態になった
さて、空気は必ず湿気を含んでいます。そしてそれは温度差によって結露します。暖房器具の発達によって建物の内外で寒暖差が大きくなり、結露が生じる様子は冬場の窓を見ると一目瞭然です。
グラスウールの中の空気も結露し、水分を含んで重たくなります。そして下のほうに垂れ下がり、壁の上部では断熱材の入っていない部分が出来て、ますます結露しやすくなるという悪循環を生みます。
築年数の古い家に行くと独特の匂いがすることがありますが、そのほとんどが壁内の結露が原因の壁の匂いです。

床下に入れたグラスウールが下がっている様子
わずか数年でこのような状態になった